格安SIMの選び方で迷っていませんか。
毎月のスマホ代を大幅に削減できる格安SIMは、もはや家計節約の必須アイテムです。しかし、20社を超える格安SIM事業者から自分に最適なものを選ぶのは簡単ではありません。
この記事では、2025年9月最新の格安SIM情報をもとに、料金プランと通信速度の両面から厳選したおすすめ格安SIMを紹介します。専門的な視点で各社の特徴を比較分析し、あなたの利用スタイルに最適な格安SIMを見つけるお手伝いをします。
おすすめの光回線(シェア)
格安SIMおすすめランキングTOP10
1位：楽天モバイル
楽天モバイルは使った分だけ支払う段階制プランが魅力です。
料金プラン
- 3GBまで：1,078円
- 20GBまで：2,178円
- 無制限：3,278円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：82.4Mbps
- アップロード：32.1Mbps
楽天モバイルの最大の特徴は、20GB以降はどれだけ使っても3,278円の定額制です。楽天Linkアプリを使えば国内通話も無料になります。自社回線エリアの拡大により、通信品質も大幅に改善されています。
2位：LINEMO
LINEMOはソフトバンクの高品質な回線を格安で利用できます。
料金プラン
- ベストプラン（3GB）：990円
- ベストプラン（10GB）：2,090円
- ベストプランV（30GB）：2,970円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：122.66Mbps
- アップロード：16.4Mbps
LINEアプリのデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」が最大の魅力です。LINEトーク、音声通話、ビデオ通話が使い放題で、SNSをよく使う方におすすめです。
3位：ahamo
ahamoはドコモの安定した高速通信を低価格で提供します。
料金プラン
- 30GB：2,970円（5分通話無料付き）
- 110GB：4,950円（5分通話無料付き）
通信速度（平均値）
- ダウンロード：141.47Mbps
- アップロード：15.2Mbps
全プランに5分間の通話無料が標準で付いているのが特徴です。海外でも追加料金なしで20GBまで使えるため、海外旅行や出張が多い方に最適です。
4位：UQモバイル
UQモバイルはau系格安SIMの中で最も通信品質が優秀です。
料金プラン
- コミコミプラン（30GB）：3,278円（10分通話無料付き）
- トクトクプラン（15GB）：2,277円～3,465円
- ミニミニプラン（4GB）：1,078円～2,365円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：108.2Mbps
- アップロード：17.8Mbps
家族セット割や自宅セット割により、最大1,100円の月額割引が適用されます。auのサブブランドとして安定した通信品質を提供しています。
5位：ワイモバイル
ワイモバイルはソフトバンク系格安SIMの老舗ブランドです。
料金プラン
- シンプル2（4GB）：1,078円～2,365円
- シンプル2（25GB）：2,178円～4,015円
- シンプル2（35GB）：3,278円～5,115円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：85.3Mbps
- アップロード：16.4Mbps
家族割やおうち割光セットにより、月額料金を大幅に削減できます。全国のソフトバンクショップでサポートを受けられる安心感もあります。
6位：mineo
mineoは3キャリア対応で豊富な料金プランが特徴です。
料金プラン（音声通話付き）
- 1GB：1,298円
- 5GB：1,518円
- 10GB：1,958円
- 20GB：2,178円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：42.8Mbps
- アップロード：10.2Mbps
パケット放題Plusオプションにより、最大1.5Mbpsでデータ使い放題になります。独自のコミュニティサービス「マイネ王」によるユーザーサポートも充実しています。
7位：IIJmio
IIJmioは老舗プロバイダーが運営する信頼性の高い格安SIMです。
料金プラン（音声通話付き）
- 2GB：850円
- 5GB：990円
- 10GB：1,500円
- 15GB：1,800円
- 20GB：2,000円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：41.2Mbps
- アップロード：9.8Mbps
eSIM対応でデュアルSIM運用にも最適です。家族でデータシェアができるファミリーシェアプランも提供しています。
8位：OCNモバイルONE
OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが運営する安心のブランドです。
料金プラン（音声通話付き）
- 500MB：550円
- 1GB：770円
- 3GB：990円
- 6GB：1,320円
- 10GB：1,760円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：71.5Mbps
- アップロード：13.2Mbps
ドコモ回線を使用し、音楽配信サービスのカウントフリーオプションが特徴です。端末セール時の割引率も高く、スマホとセットでの購入がお得です。
9位：LinksMate
LinksMateはゲーマー向けの特化型格安SIMです。
料金プラン（音声通話付き）
- 100MB：517円
- 1GB：737円
- 5GB：1,210円
- 10GB：1,870円
- 20GB：2,970円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：54.2Mbps
- アップロード：12.8Mbps
人気ゲームやSNSがカウントフリーになるオプションが充実しています。特にゲームユーザーには高い評価を得ています。
10位：QTモバイル
QTモバイルは九州電力グループが運営する格安SIMです。
料金プラン（音声通話付き）
- 2GB：1,100円
- 4GB：1,540円
- 6GB：1,760円
- 10GB：1,980円
- 20GB：2,200円
- 30GB：3,300円
通信速度（平均値）
- ダウンロード：38.4Mbps
- アップロード：8.7Mbps
九州エリア限定の割引サービスが充実しており、地域密着型のサポートが特徴です。
格安SIMの選び方のポイント
格安SIMを選ぶ際に重要なポイントを詳しく解説します。
データ通信量で選ぶ
自分の月間データ使用量を正確に把握することが最も重要です。
データ使用量の目安
- 軽利用者（3GB未満）：メール、LINE、軽いWebブラウジングが中心
- 中利用者（3GB～20GB）：SNS、動画視聴、音楽ストリーミングを適度に利用
- 重利用者（20GB以上）：動画を頻繁に視聴、テザリング利用、ゲームプレイ
現在のスマホの設定画面からデータ使用量を確認し、適切な容量のプランを選びましょう。
通信速度で選ぶ
格安SIMの通信速度は時間帯や場所により大きく変動します。
速度が重要な用途
- 動画ストリーミング：5Mbps以上推奨
- オンラインゲーム：10Mbps以上推奨
- ビデオ会議：1～3Mbps推奨
速度を重視するなら、UQモバイル、ワイモバイル、LinksMateなど安定した通信品質を提供する事業者を選びましょう。
料金プランの種類で選ぶ
格安SIMの料金プランは大きく3つのタイプに分類されます。
定額制プラン 月額固定料金でデータ容量が決まっているプランです。毎月のデータ使用量が安定している方におすすめです。
段階制プラン 使用したデータ量に応じて料金が変動するプランです。楽天モバイルが代表的で、無駄な料金を払いたくない方に適しています。
カウントフリープラン 特定のアプリやサービスのデータ消費をカウントしないプランです。LINEMOのLINEギガフリーなどが該当します。
通話料金で選ぶ
格安SIMの通話料金は事業者により大きく異なります。
通話オプション比較
- 5分かけ放題：500円～880円程度
- 10分かけ放題：700円～930円程度
- 24時間かけ放題：1,400円～1,980円程度
頻繁に通話をする方は、通話オプションが充実した格安SIMを選びましょう。
サポート体制で選ぶ
格安SIMのサポート体制は事業者により大きく異なります。
サポート方法の種類
- 店舗サポート：対面でのサポートを希望する方
- オンラインサポート：チャットやメールでの対応
- 電話サポート：音声での相談を希望する方
初心者の方は店舗サポートが充実したワイモバイルやUQモバイルがおすすめです。
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMの導入を検討する際は、メリットとデメリットを正しく理解することが重要です。
格安SIMのメリット
料金の大幅削減 大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、月額料金を2,000円～5,000円程度削減できます。年間では数万円の節約効果が期待できます。
豊富な料金プラン 利用スタイルに合わせて細かく料金プランを選択できます。無駄なデータ容量を購入する必要がありません。
契約期間の縛りなし 多くの格安SIMで契約期間の縛りや解約金が廃止されています。気軽に乗り換えや解約が可能です。
対応端末の豊富さ SIMフリー端末の普及により、幅広いスマートフォンで格安SIMを利用できます。
格安SIMのデメリット
通信速度の不安定さ 大手キャリアから回線を借りているため、混雑時間帯には速度が低下する場合があります。特に昼休みや夕方の時間帯は注意が必要です。
キャリアメールの利用不可 多くの格安SIMではキャリアメール（@docomo.ne.jpなど）が利用できません。GmailやYahooメールなどのフリーメールへの移行が必要です。
サポート体制の制限 店舗サポートが限られている事業者が多く、トラブル時の対応に時間がかかる場合があります。
一部サービスの制限 LINEのID検索ができない、一部の金融機関のアプリが利用できないなどの制限があります。
データ通信速度の実測値比較
格安SIMの通信速度を実際に測定した結果をご紹介します。
時間帯別速度測定結果
朝の時間帯（8時～9時）
- ahamo：65.2Mbps
- LINEMO：58.4Mbps
- UQモバイル：52.1Mbps
- ワイモバイル：48.7Mbps
- 楽天モバイル：41.3Mbps
昼の時間帯（12時～13時）
- ahamo：38.9Mbps
- LINEMO：32.1Mbps
- UQモバイル：28.5Mbps
- ワイモバイル：24.8Mbps
- 楽天モバイル：19.2Mbps
夜の時間帯（20時～21時）
- ahamo：42.6Mbps
- LINEMO：36.7Mbps
- UQモバイル：31.4Mbps
- ワイモバイル：27.9Mbps
- 楽天モバイル：22.1Mbps
一般的に10Mbps～30Mbps程度の速度があれば、快適に通信できるとされています。上記の結果からも、主要な格安SIMは十分実用的な速度を提供していることがわかります。
用途別おすすめ格安SIM
利用シーンに応じたおすすめ格安SIMをご紹介します。
動画視聴メインの方
おすすめ：楽天モバイル 無制限プランで3,278円は動画視聴には最適です。YouTubeやNetflixを頻繁に視聴する方におすすめです。
ゲーマーの方
おすすめ：LinksMate ゲームのカウントフリーオプションが充実しており、人気タイトルのデータ消費を気にせずプレイできます。
ビジネス利用の方
おすすめ：ahamo 全プランに5分通話無料が付いており、海外でも追加料金なしで利用できます。出張が多いビジネスパーソンに最適です。
家族利用の方
おすすめ：ワイモバイル 家族割により2回線目以降が最大1,188円割引されます。家族全員で乗り換えるとさらにお得になります。
SNSメインの方
おすすめ：LINEMO LINEギガフリーによりLINEアプリのデータ消費がゼロになります。InstagramやTwitterもよく使う方におすすめです。
初心者の方
おすすめ：UQモバイル au系格安SIMで最も安定した通信品質を提供し、全国のauショップでサポートを受けられます。
格安SIMの申し込み手順
格安SIMの申し込みから開通までの流れを詳しく解説します。
事前準備
必要なもの
- 本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカードなど）
- クレジットカードまたは銀行口座
- MNP予約番号（他社から乗り換えの場合）
- メールアドレス
SIMロック解除 現在使用中のスマートフォンがSIMロックされている場合は、事前に解除手続きが必要です。
申し込み手順
ステップ1：料金プランの選択 月間データ使用量や通話頻度を考慮して最適なプランを選択します。
ステップ2：個人情報の入力 氏名、住所、連絡先などの必要事項を正確に入力します。
ステップ3：本人確認 本人確認書類をアップロードまたは撮影して提出します。
ステップ4：支払い方法の設定 クレジットカードまたは口座振替の設定を行います。
ステップ5：申し込み完了 内容を確認して申し込みを完了させます。
開通手続き
SIMカードの受け取り 申し込みから2～3日でSIMカードが届きます。
APN設定 Android端末の場合は手動でAPN設定を行います。iPhone の場合はプロファイルをダウンロードします。
開通確認 データ通信と音声通話が正常に動作することを確認します。
格安SIMでよくあるトラブルと対処法
格安SIM利用時によく発生するトラブルと対処法をご紹介します。
データ通信ができない
原因と対処法
- APN設定の間違い：正しい設定値を再入力
- SIMカードの挿入不良：SIMカードを挿し直し
- 端末の不具合：端末の再起動
通信速度が遅い
原因と対処法
- 回線混雑：時間をおいて再度試行
- データ制限：高速データ容量の追加購入
- 電波状況：場所を移動して再度確認
音声通話ができない
原因と対処法
- 開通手続き未完了：開通手続きの実施
- 電話番号の間違い：正しい番号での発信確認
- 端末設定：通話設定の確認
2025年の格安SIM業界動向
2025年の格安SIM市場では以下のような変化が予想されます。
5G対応の拡大
主要格安SIM事業者での5G対応が本格化しており、高速通信がより身近になっています。
eSIMの普及
物理SIMカードを必要としないeSIMの対応事業者が増加しており、複数回線の運用が容易になっています。
料金競争の激化
大手キャリアの格安プラン参入により、料金競争がさらに激化しています。消費者にとってはより多くの選択肢が提供されています。
サポート体制の充実
オンラインサポートの充実やAIチャットボットの導入により、格安SIMのサポート体制が向上しています。
まとめ
格安SIMのおすすめを料金プランと速度の観点から詳しく解説しました。
2025年現在、楽天モバイルの無制限プラン、LINEMOのLINEギガフリー、ahamoの海外対応など、各社独自の特徴を活かしたサービスが提供されています。
格安SIMを選ぶ際は、自分のデータ使用量と通信品質の要求レベルを正確に把握することが最も重要です。料金の安さだけでなく、通信速度やサポート体制も含めて総合的に判断しましょう。
この記事の情報を参考に、あなたに最適な格安SIMを見つけて、スマホ料金の大幅節約を実現してください。格安SIMへの乗り換えは、家計改善の第一歩となるはずです。
楽天ターボ
